5. 瞳孔異常


<外部リンク>

A)Mucus Gunn(マーカス・ガン)瞳孔 

0:23、画面の左の眼(被検者の右目)は光で縮瞳するが、右は散瞳する


1)人名以外の呼び方では、RAPD(Relative Afferent Pupillary Defect)という。

2)視神経炎の所見として重要


B)Argyll Pobertson瞳孔(外部リンク)

0:27 対光反射で縮瞳がない

1:57 輻輳で縮瞳


1)人名以外の呼び方では、light-near dissociationという

2)歴史的意義:歴史的には、脊髄癆と汎発性麻痺(general paresis, 進行麻痺)が同一疾患かという議論がかつてあった。しかし、そのいずれにもこの瞳孔所見があることがわかり、1906年のワッセルマン反応によって同一疾患であることが証明された。(マクギー3版 P132、リンク