square wave jerk

1)概要

自発性の眼振の一種。

眼球ミオクローヌスと違って両極で1回停止するため、EOGで記録すると、矩形波のようにみえるため、この呼び名がある。(波形のリンク

(縦軸に角度、横軸に時間をとると、このような波型になる。)


2)診察

実際の見え方としては、単に注視できずきょろきょろしているという感じである。

急速相と緩徐相が存在せず、同じ速度でいって同じ速度で戻って、1回とまり、またきょろきょろするという感じである。

動画リンク


3)病的意義

PSPでおこるのが有名だが、正常の人でも起こる。


*類似した所見

ocular myoclonus

2)診察

こちらは、なめらかである

急速相と緩徐相がない。自発的でリズミックである。3Hzくらいで、paralal myoclonusと同期する。

動画リンク


3)病的意義

palatal myoclonusと合併。

ギランモラーレの三角の病変、オリーブ核仮性肥大を伴う。