コレア,アテトーゼ,ジスキネジア

a病態

1)コレア、アテトーゼ

いずれも遠位部の動きである。ただし、実際の症例は、バリズムやジストニア様の運動にオーバーラップすることも多く、「コレア様の」などと表現することも少なくない。


2)ジスキネジア

定義はあいまい

*「薬剤によっておこった落ち着きのない不随意運動」を指すことが多い。

抗パーキンソン病薬のジスキネジアや、抗精神病薬の「遅発性ジスキネジア」「口唇ジスキネジア」など。


b特徴的身体所見

コレア:手足に出る比較的早い動き

アテトーゼ:手足に出るゆっくりとした動き。


ジスキネジア:抗パーキンソン病薬は手足に、抗精神病薬は、口唇に出ることが多い。

c鑑別

コレアは変性疾患、アテトーゼは脳性麻痺に関係して宇rことが多い

d治療

内服が試みられることがある


<診察動画>


アテトーシス(外部リンク)


コレア、舞踏症(外部リンク)