本態性振戦についてみてみましょう。
Aの病態ですが、これは、症状が振戦のみで他の症状がない、ということです。
b、特徴的身体所見としては、姿勢時と動作時に増強される振戦があります。
実際の診察は、外部リンクの動画をご覧ください。
c、鑑別のポイントですが、「なにもなさそうで元気そう」がポイントです。
スクリーニングとして、頭部画像と一般採血、甲状腺採血を行うことが多いです。
d、標準治療ですが、生活に支障がある場合は、内服として、βブロッカーや抗てんかん薬が試みられます。
重症例は、手術療法が考慮されることもあります。
<外部リンク>
0:00- 姿勢時振戦と動作時振戦を確認できます
本態性振戦用のデバイスを販売している会社のビデオです。治療前後の様子が見えます。
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